wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

ニセ博士

昨日、出身大学院の統合関連議案が大阪市議会で可決された。すでに文学研究科所属教員の何人かから「やむなし」との声を聞いていたので、時間の問題かと感じていたが、ついに本格的に動くことになりそうだ。研究科が存続するなら(統合対象には同一の学部が存在しない)、それのみでは教員に大きな影響はないのだろうが、困るのが卒業・修了者のほう(教員の大半は別大学出身)。当方の学位も博士(文学)(大阪市立大学、201?年に大阪府立大学と統合により消滅)という形になる。もともと大して価値があるものではないのだが、これではつぶれそうな大学から不正に取得したとみなされかねないもの。返上して存続が見込まれる機関から取得しなおすべきなのかもしれない。ヘイトスピーチ規制条例が可決されたことで(議場にカラーボールを投げて逮捕された容疑者もつぶれる大学卒業生で、当方と同年代らしい)評価されているが、本当にろくでもないこと。そういえば火曜日に京阪電鉄大阪府が半額負担するという「京阪満喫し放題」というキャンペーン・ポスターをみかけたhttps://www.keihan.co.jp/group/recommend/detail/20151209_774.html。どうも地方創世交付金を利用して昨年8月にスタートした事業のようだが(恐らくダブル選対策の利益誘導)、京阪電鉄といえば大阪市交通局長に関連会社所長が就任しており、地下鉄投げ売りの最有力候補と目されている企業。橋下府政以来の大阪府・市と特定企業の癒着は目に余るものがあるが、これまた露骨なもの。新PCに旧辞書を引き継ぐことができたのだが、この雑文を入力している際にも一発変換ができないとたびたびフリーズしてしまう。OSに対応していないのならこれも買い換えないとならない。またまた出費で研究費ゼロというのはやはりつらい。