wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

熊野古道

当初は日帰りとも思ったが、せっかくなので月曜日は熊野本宮へ。大学院時代は戸田さんの晩年(直接お話ししたのは90年の大歴大会懇親会のみ)ということもあって、熊野に行く企画がなく、昨年ようやく速玉・那智へ(ここには記さず)、今回は本宮に向かうことに。8時過ぎのバスは途中の高校生3名以外は大半がインバウンド(おかげで路線が維持できているともいえる)。軽装2名・日本人男性1名以外は滝尻で下車したが、当方は9:20ごろ小広峠で下車。熊瀬川王子・迂回路・湯川王子(一族の墓を見つけられず)を経て11:30三坂峠でコンビニおにぎり2個(モーニングはトーストだったのでエネルギー不足)。猪鼻王子・発心門王子・水呑王子・伏拝王子と来て13:30にサラダ巻きを補給。祓殿王子・本宮・大斎場・湯峯王子を経て16:00ごろ400円の公共浴場、近隣住民は100円・回数券ありのようでそこそこの賑わい。替えは用意していなかったので、汗だくのシャツを前日分に着替え。17:05のバスで紀伊田辺へ向かい、駅前でラーメン・餃子セットにありつき帰尼42065歩。公共交通機関頼みの行程はどうしても空き時間ができるが、わりと合理的で最後に温泉というのもありがたかった。ただ山道上下が激しかったためか久しぶりの筋肉痛。しかも息が荒くなるためマスクを外して杉木立を進んだため、途中から鼻水が止まらなくなってしまう。本日は落ち着いているが、そのままぶり返さないことを望むばかり。

途中で突風にみまわれたが、発心門の家々は防風林に囲まれている

湯峯温泉。左岸に貸し切りつぼ湯・右岸で温泉卵、幕が見えるのが薬師をまつる東光寺で、公共浴場はその隣。周囲には中世の石造物も。