本日は念校のため姫路へ。1ヶ所直っていないところと、2ヶ所のミスを発見。有休は消化しきれないことになったが、やはり念校は必要だった。ゆっくり出かけたので座れると思っていたところ、若者など行楽客が多くしばらく立っていたこともあって電車読書は進み、新年度に向けて衝動買いしていた読みさしの表題書を読了。渡来人編制・古墳・駅路・文字文化などに関する最新の知見を学び、いくつか講義で利用できる図表もあった。大型古墳群の移動について、講義では「何らかの政権交代があった可能性大」としてきたが、同書は禁欲的に「墓域移動」と表現。ただし中期に列島広域の人民を造墓に使役する体制が成立というのも、政治編制の変化とはいえるだろう。なお初期平安京から東国へ向かう際に、朱雀門とともに東三条大路を東進するルートがあったというが、後は二条大路で三条という根拠はあるのだろうか。