京都修学旅行事情
非常勤先と地下鉄の最寄り駅の間にお好み焼き屋がある。住宅街の一角によくある個人経営の店だと思うが、なぜか中学校名を記したタクシーが毎週止まっている。ちょうど昼時で修学旅行生が、乗りつけているのだ。どうしてその店が選ばれたのも全くの謎だ。隠れた名店なのか、単なる路上駐車がしやすいためなのか、一度店に寄ってみようかと思う。そもそも数人単位で恐らくタクシー会社が決めた順路をまわるのが、修学旅行といえるのだろうか。教員が主体となることを避ける教育委員会の思惑がこのような状況を生むのだろうが、いいなりになる派遣社員育成を自己目的とした教育界の惨状はどうしようもない。午後からは総合資料館で勧修寺文書の影写本めくり。睡魔に襲われてなかなか進まず、目についた史料も1点のみ。のどは相変わらずで鼻水まで出るようになった。何とかしてならないものか。