8月29日から31日まで近江で行われた中世史サマーセミナーに参加する。事務局は後輩といえばそうだが、そういう事情より長命寺・百済寺・上平寺・大原観音寺など、見学地が知ってはいたが未踏の地が大部分だったのが気が向いた理由。実際にも顧問とは少しは踏み込んだ話もあったが、事務局の若手とは挨拶ぐらいでほとんどしゃべることもなかった。サマーセミナー自体も久しぶりで昔ながらの顔なじみも余り見当たらなかったが、何となく混ぜてもらい夜は飲み明かし、報告は半分寝ながら聞くという昔ながらの不謹慎な参加者として加わった。見学地が安土・山の寺・京極氏関連・石田氏(佐和山城)と余りにも多様すぎ、それを深めるはずの二日目の報告が史跡案内以上・研究会未満の不十分に終わった点に問題点は感じたが、充実した企画となった。当方におつきあいくださった方々・裏方として活動した事務局の方々に御礼申し上げます。写真は二日目の西湖遊覧船企画で、船上から安土山を望んだもの。