wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

東京大学史料編纂所

月曜日の採点は一次だけで寝かしたままで、2箇所で追試験(レポート)があり、某大学のでっち上げ書類(締め切りは4月半ばになってから)もほったらかしにしているが、ほぼ春休みモードに移行しつつある。今年はこの間に懸案になっていた東京への史料調査を予定し、史料編纂所へは事前申し込みを済ませた。前も記したが以前は所員に声をかければ入れたのだが、専任教員・院生など所属があれば身分証明書でOKになった代わりに、所属がない当方のような人種はその他大勢の一般人扱いとなり、事前申し込み制になった。今回は金曜日午前中にFAXを送ったため、返信が月曜日になりやきもきさせられた。その一方で編纂所が所蔵している史料が電子公開されるようになったのはありがたい。『実隆公記』は期待した翻刻の誤りではなかったことが確認でき(残念)、数年前に一部をおこしただけで時間切れになってしまった紙背文書もPhotoshopで拡大して辞書とにらめっこしながら見ることができるようになった。全てが電子公開されればよいのだが、そういうわけにもいかず研究費もないのに史料調査はやはり不可欠なのだが・・・。引きこもりになり電車読書がなくなるため更新頻度は落ちることになるが、たまに安否確認のためあらわれます。