wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師・研究員などとして生活の糧を得ていますが、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

和歌山県立博物館「西行ー紀州に生まれ、紀州をめぐるー」

本日は湯浅で見学会、和歌山市内に戻り表題の施設で研究会。昼食の時間すら設定されていない慌ただしいスケジュールだったが、大学院時代の先輩など久しぶりにお目にかかる方もあったうえ、従来の湯浅氏のイメージもかなり変わった印象。その狭間の20分で表題の特別展も観覧https://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/saigyou/frameset.htm。じっくりみる余裕はなかったが、ほとんどが○のみの略押にも関わらず二人だけ戦国の武家花押を据えている「年寄中連署証文」、上下に「ウリヌシ」「カイヌシ」が並ぶカタカタ書きの売券など興味深い文書があった。また大阪府河南町にゆかりの寺院である弘川寺があり多数の文化財を所蔵していること、鎌倉時代という崇徳の大画像(京都白峰神宮蔵)、室町から近世にかけて「西行物語絵巻」が多数作られていること、などいろいろ勉強になった。なお画像左は湯浅城からみた湯浅湾、右は伝建に指定されている近世の町並みで原型は中世に遡るらしい。イメージ 2イメージ 1