「万引き家族」

本日所用ついでに鑑賞http://gaga.ne.jp/manbiki-kazoku/。もともと火曜日の試験終了後に、チケット屋で9月までのTOHO割引券を購入して梅田に出向いたのだが、満席表示で観られず、しかも1日から上映時間が縮小。調べると難波では本日まで昼の上映予定があったので、昨日ネットで予約して出かけたが、こちらも15分前に調べると満席表示。キャパは60席程度で、現実にはいくつか空席もあったが、なぜこんなにあっさり畳んでしまうのか理解不能。監督の発言に一部の批判があったようだが、まったく上映しなくなるわけでもなく、映画館はどういう計算をしているのだろうか…。内容としては、花火のシーンに象徴されるカメラ・ワークのすごさもあって、意識的に独り身を選択したわけではない状況ではいろいろ身につまされるものがある。ただ松岡茉優が美人すぎて（もとの台本は「とりえのない太った女の子」http://realsound.jp/movie/2018/06/post-203643.htmlだったとのこと）、なぜそこにいるのか理解しにくかった。また最後の衝撃的なラストは、マスコミの空騒ぎと警察の対応を経て、何も変わらない現状が観客に突きつけられており、単なるファンタージー作品ではないところが高く評価されるゆえんなのだろう。採点をほったらかしにしてすすめた締切原稿はようやく半ば。明日も姫路で全く夏休み感はもてないまま…。