wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

兵庫県立歴史博物館「ひょうごと秀吉」

お世話になっている機関で開催中の特別展、本日の昼休みに駆け足でまわるhttps://www.hyogo-c.ed.jp/~rekihaku-bo/official/ex-2017-sp2.html。武将の肖像画、三木合戦がらみの絵図・遺物なども出ているが、大半は文書の展示。新出として新聞報道された文書を含む書状類、これまた近年修復・公開された文書群の大半を占める朱印状、さらに六枚の木札、さらに検地帳と、多種多様な種類のものが並んでおり、寄託品で初公開される文書もある。展示パネルは一言キャッチフレーズ形式で一般向けの工夫がされており、図録のほうは一点・一点の釈文(もちろん検地帳は部分のみ)と解説が加えられた本格型、準備過程を横目で見させていただいていたが大変な作業量。きっちり見ると二時間はかかりそうだが、それだけ見所は多く、関心のある方は是非。当方も何枚かはチケットを携帯しています。