wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

丹生都比売神社

恒例の正月史跡巡りの記録。中世の天野社。物色していて橋本駅から無料送迎バスが運行されているという情報をみつけたため出かける。13:30出発とあったのだが全く見当たらずにあきらめかけていると、動き出した路線バスが、よく見ると運行予定の貼り紙があるのに気づき慌てて追いかけて止めてもらう。乗客は当方ともう一人のみ。40分ぐらいで神社に到着も初詣客の車で渋滞。ただそのため宝篋印塔という看板を見つけ降ろしてと頼んで出かける。西行妻室と称され銘文は読めなかったが応安五年と文安六年のもの((写真右)。ついで神社へ、高校生の時にたまたま、某氏の関東旅立ちの送別会名目で出かけたのが20年ほど前で三度目になる。とりあえずバス代替わりにお賽銭を出し、神仏習合時代の堂跡・修験の石碑などを見る。それから大汗をかきながら八町坂をのぼり町石道・二の鳥居(写真右は天野谷を臨む)を経て下古沢駅に降りる。山内は世界遺産ということもあって看板が多数あったが、降り口には何の案内板もなくやや不安に。ちょうど軽トラが通りかかったので尋ねると、親切に送っていただく。どうも当方が初めてではなく、日本在住のアメリカ人も乗せたことがあるらしく、観光協会に看板をつけろといっているのだがというとのこと。もっとも駅で四〇分待ちぼうけを食らったのはご愛敬。下りばかりでまだ筋肉痛が続くが明日は姫路…。
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