本日は枚方3コマ。朝から大雨でまたまた自転車に乗れず、ズボンもビショビショ、帰路に2週間ぶりに1本早い電車にギリギリ間に合ったことだけが幸い。電車読書は春の特別販売シリーズの一冊。六波羅探題の成立から滅亡までがまとめられており、歴代の考証、在京人・探題被官の系譜などいろいろ有益で、知らなかった史料も教えていただく。なお常葉範貞はこれまで「とこは」と思っていたが、著者の振り仮名は「ときわ」で、こちらが正しいのだろうか?、また「赤松則村」は則祐による改変で、本来は「範村」の可能性が依藤保氏によって指摘されており、少なくとも同時代史料に従いもうそろそろ「円心」としてもらえないだろうか。