本日から新年度、姫路も何人かが入れ替わり当方も一年契約の辞令を更新。大学は11日からで今のところ対面予定だが、LMS的なもの(単なるGoogleドライブのところもある)はデフォルトになり、講義準備の負担は確実に増加した。そんなこともあってこのところの電車読書は講義資料更新目的、本書もそれで衝動買いしていたもの。ただ全体にアンバランスな印象、通説を説明して近年の研究といいながら明らかに論点がずれている仏教史、説明よりもやたらと史料引用の多い文字史など、期待外れの感が強い。古墳はどうするべきか、古市・百舌鳥をそれぞれトライブとして系図を記す根拠がよくわからない。
「シリーズ 地域の古代日本 東アジアと日本」 吉村 武彦[角川選書] - KADOKAWA
明日は三回目ワクチン、二回目は寝込んだが今度は平穏無事に終わることを望む。