本日、『海東諸国記』に登場する各地の通貢者全て対馬宗氏のでっち上げという2002年の論文複写が到着。別の論文の注で知ったのだが、ここまで重大な論文を見落としているという情けなさ。それはさておき複写料金・手数料が10月1日から値上げされるとのこと。もともと関西館セルフでも15円+消費税という、公共図書館が10円(税込み)からすると割高。しかも申請して職員がおこなう本館・遠隔複写はB4まででなんと24円もかかり、刀剣関係では結構な額をつぎ込むことになった(当然私費)。原価から考えて高過ぎで、非正規と思われるコピーを担当する職員が9円を丸々もらっているとも思えない(本館では一人一時間500枚はしているはず)。収入がどう扱われていて、なぜ今回値上げする必要があるのか説明ぐらいあってしかるべきでは。
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2021/comparison_of_copying_fee_jpn.pdf