本日は同所講堂で開催された古代史シンポの裏方。司会者がかみくだきながら討論を進めていったため、門外漢にも理解できるものになったように思える。シンポ自体は表題の夏季企画展開催にあわせて企画されたもので、準備の合間に当方も観覧。目玉となるだろう銅鐸は里帰り中だが、旧石器から奈良までの遺物が概観でき、各地からの搬入品が並べられ撮影もOK。シンポでも議論になったが、前方後円墳が一基もない唯一の令制国にもかかわらず、国生み神話の原型が成立し、鉄器生産・製塩など先進的な役割を果たしたという非常に興味深い地域。