本日はルーティン姫路。珍しく眠気を覚えずデスクワークを終えたが、帰りはグッタリ。そのうえ水曜日のリモート資料アップは前日深夜までかかり、自転車操業が続く。そんななかで後期の講義のこともあって衝動買いしていた表題書を積ん読の順番を変えて読了。前近代世界史における中央ユーラシア史の重要性を強調し、ソグド文字→ウィグル文字→モンゴル文字という流れとキャラバン商人の変遷、キリスト教・イスラームにも影響を与えたマニ教がウィグルで国教化され、唐を経由して日本にも宗教画が到達していること、園城寺に残る最古の東ユーラシア地図など、2科目分の講義ネタとして有益。一部は過ぎてしまい、すでに収録済みの来週分の録画を改定する余裕も今のところないとはいえ、未作成の来々週分には採り入れることにしよう。