wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

ようやく夏休み

まだ一部の成績報告書作り・追試などが残っているが、ようやく定期試験の採点が終了。それにしても体調不良とともに頭を悩ましたのができの悪さ。とりわけ本年度で16年目になる一般教養科目はここ数年来の状況の劣化が行き着くところまできた感がある。これまで主題をしぼって史料批判・論証手続きを見せてきたが、もはやそれを受け止めるだけの能力・意欲はなく、論述式の答案もノートそのまま書けているのがまだましなほう(にもかかわらず板書の分量が多いなどという批判まであった)。後期はこれまでの論述試験とは異なる形式を考えるべきか。レポートにしたらパクリだらけになるだろうし、一問一答にも今さらする気にもならず、何かよい方法はないものだろうか。とにかくしばらくは頭を切り換えて研究に向かわなければならない。前半に何もできなかったこともあり、今年は遠出の予定を全てパスしたため、8月の予定表は一日を除いて空白。そうはいっても終わらなかった自治体史の残りと昨年報告の締め切り原稿、さらに珍しく廻ってきた市民向けの講座の準備(8・9・10月に各一回、しかもそれぞれ別のオリジナルテーマ)、その上に9月1週には集中講義と研究報告が入っている。講義は何とか第二論集のためのステップにできればよいのだが・・・。夏休みは電車読書がなくなり更新頻度は落ちますが、たまには戻ってきます。