wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

寺沢薫『卑弥呼とヤマト王権』

月・火は最後の公務出張(なぜこの時期なのかはよくある理由で、ありがたく行かせていただいた)。近畿圏とはいえ片道4時間以上かかったため、四月からの講義のために購入していた表題書をほぼ読了(残りは本日)。前半は考古学の手法から、2世紀代の畿内が…

河上麻由子『古代日中関係史』

明日から泊まりがけのお出かけということもあって、読みさしの電車読書を片付け。四月からの講義(3年目の「外来文化と日本の歴史」)に向けて、少し前の刊行だが評判よさげということで購入してみたもの。遣隋使の「天子」自称は中華思想的な意味ではない、…

大阪大学非常勤講師大量雇い止め

お読みいただき、よろしければ賛同をお願いします。 chng.it

三浦清美『ロシアの思考回路』

本日は自治体文化財関係の会議。今月末にお役御免になる職場の関係で委員を引き受けたのだが、もう一人のバリバリの専門家に比してこちらはご説拝聴するだけ。分担的に来年度は近世文書を扱うことに・・・。場所が片道2時間のため電車読書は進み、読みさしの表…

河内将芳『秀吉没後の豊臣と徳川』

本日はラス前の姫路出勤日。例によってゆっくり出かけたが、播州赤穂行きということもあって電車では全く座れず。海外からの旅行者を見かけないのを除けばコロナ前。そういうわけで電車読書はすすみ表題書を読了。副題に京都・東山大仏の変遷からたどるとあ…

『シリーズ地域の古代日本 畿内と近国』

本日は念校のため姫路へ。1ヶ所直っていないところと、2ヶ所のミスを発見。有休は消化しきれないことになったが、やはり念校は必要だった。ゆっくり出かけたので座れると思っていたところ、若者など行楽客が多くしばらく立っていたこともあって電車読書は進…

高木久志『戦国日本の生態系 庶民の生存戦略を復元する』

昨日は史跡で力尽き、本日は新スマホの調整に手間取ったため、遅ればせながら電車読書の備忘。貨幣史の研究者として認識していた著書による生業史の著作で、これは読んでおかなければと購入していたもの。著者が福井県で学芸員として勤務していたときに発表…

スマホその後

3月7日記事で触れたオンラインショップで購入したスマホのsimカードが取れなくなった問題。8日に近所のショップへ出かけると、オンライン担当から、修理のためには新規購入した機器への切替が必要、ショップで代替機器を借りてくれとの返答。ところがそれに…

福泊の景観

本日は科研ご一行様のご依頼で、西播磨を巡検。当方が車に乗らないため道路事情をちゃんと把握しておらず、時間ロスを重ねてしまい、申し訳ありませんでした。ただ7年間の姫路勤務で地域の状況は少しは把握することができ、最後に振り返りの場となった。なお…

吉川賢『森林に何が起きているのか』

本日はルーティン姫路、紀要再校に関わる作業を行う。先ほどリモートで職場のメールを確認し、本日執筆者にお送りしたメールの返事を確認、明日には返却できる。例によって朝1時間年休もあって電車読書はすすみ、近年の関心から購入し、読みさしになっていた…

大阪歴史学会現地見学検討会「古代・中世の淀と都市形成」

気を取り直して、会誌も届いたのでここにもあげておきます。当方は橋を焦点にするつもり(肩書きは来年度仕様)。 http://www.historia-osaka.on.arena.ne.jp/event.html 大阪歴史学会では、実際に文化財を訪ね、その最新の研究成果にふれるため、市民参加型…

2022年度確定申告

それでもって確定申告、今年から通知カードの住所が現住所であるというのが加わっており(当方のものは引っ越し前の住所)、マイナンバーカードのコピーを添付。こちらは空いており、少しは稼いだたため6万強の還付がある。ただ来年度の国保は収入2/3減で、…

マイナンバーカード

国保の身でペナルティーで脅されるようになってきたため、昨年末に書類を申請。それから音沙汰なく先週ようやく市役所に取りに来いとの通知が郵送。土曜日に出かけたら、人がいっぱいだったたため断念して、本日待つ用意をして出かける。結局新書15頁かかっ…

「中世淡路島南部をめぐる海域世界と交通」

『「鳴門の渦潮」と淡路島の文化遺産』「鳴門の渦潮」調査研究プロジェクト実行委員会、2023年2月刊、39~49頁に掲載。昨日出勤した際に現物をいただく。「鳴門海峡の渦潮」世界遺産登録推進協議会の事業の一環。拙稿は文学作品、とりわけ『太平記』第18巻11…

新谷和之『図説六角氏と観音寺城』

本日は公務出張(これで最後かと思っていたが、もう1回可能性がありそう)。なんやかやで二万歩近くなったが、移動中に表題書を読了。六角氏と城郭史の専門家である著者が、六角氏のはじまりから観音寺城の史跡指定まで、50のトピックと6のコラムで紹介した…