wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

小野塚知二『経済史』

本日はこの前の日曜日の代休で久しぶりの風呂掃除・散髪など。ただ8月は試験一つと姫路のみ(これも今の予定では3日)。東大史料に行きたかったが、外部閲覧者の条件が大改悪されてしまったため、電車読書の残りを片付け。刊行時に書店で見かけたのだが、値…

「スープとイデオロギー」

本日は中百舌鳥定期試験、受講者36名で3名のコロナ欠席の連絡。追試でまた出かける必要があるかもしれないが、とりあえず水曜自由時間の最後ということで、表題の映画を観覧。済州島出身で総連の活動家として息子3人を北に送り、仕送りをし続ける母(オモニ…

浜島一成『日本建築を作った職人たち』

本日は枚方3コマ。朝の小雨を強行突破する勇気が持てず自転車を断念。駅までで汗だくになり帰りは止んでおり、判断は失敗か。電車読書は春の特別販売で中身を確認せずに購入していたもの。前半で古代・中世・近世の造営組織を概観し、後半は東寺・高野山・伊…

弘末雅士『海の東南アジア史』

本日は千里山最終回、休日ダイアのため接続が悪かったがとにかくあとは試験だけ。電車読書のほうは以前に港市についての著書を読んだことがあったため、衝動買いしていたもの。主に現インドネシア地域を中心に、16世紀から現代までの社会の変化を、外来者で…

「非常勤の声」69号

こちらから御覧下さい。 http://www.hijokin.org/doc/koe69.pdf

堺市博物館「人とモノが行き交う中世・堺ー流通の考古学ー」

本日は中百舌鳥1限。試験あわせてあと3週だったので、少しでも涼しいうちにと思い立って(といっても汗は結構かいたが)、20分ほど歩いて始まったばかりの表題の展覧会を観覧。第1章世界環濠都市と日明貿易では、15・16世紀の堺環濠都市遺跡出土の貿易陶磁・…

森幸夫『六波羅探題』

本日は枚方3コマ。朝から大雨でまたまた自転車に乗れず、ズボンもビショビショ、帰路に2週間ぶりに1本早い電車にギリギリ間に合ったことだけが幸い。電車読書は春の特別販売シリーズの一冊。六波羅探題の成立から滅亡までがまとめられており、歴代の考証、在…

平野千果子『人種主義の歴史』

本日は組合の雑用でお出かけ、老朽化した印刷機に悪戦苦闘しもろもろストレスがたまるが、それでも読みさしの表題書を読了。著者はフランス植民地の専門家(お名前だけは存じ上げていた)だが、大航海時代から20世紀までの「蛮勇を振るっ」(あとがきにある…

「百年と希望」

本日は中百舌鳥1限、これも今月限りのため、水曜サービスデーを利用した映画鑑賞にあてる。百年は日本共産党創立100周年を指したものだが、公式作品ではなく、党史を語るのも家族を顧みず組合活動と党活動に明け暮れていたという一党員が少し登場するだけで…

安田次郎『尋尊』

本日枚方3コマ、雨で自転車が使えず、しかも2週連続で帰路のバスが複雑な合流での渋滞に巻き込まれるなど、散々だったが何とか帰宅。電車読書のほうは昨年刊行だが今春の特別販売で購入したもの。すでに評価がされていたかと思うが、『大乗院寺社雑事記』を…