wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

川戸貴史『戦国大名の経済学』

本日はルーティン姫路。感染者増の影響で新たに取り止めになった行事はあるが、通勤客は特に変わらず。二週間後にどうなっていることやら・・・。そんな中で何となくタイトルにひかれて衝動買いしていた表題書を読了。内容は朝鮮から「十六世紀になると、木綿が…

「マルモイ ことばあつめ」

月曜日の講義は先週で終了。夜にはじめてのZOOM会議があったが(他の方は慣れており、こちらは最初はかなり戸惑った)、昼間はつかの間の空白を利用して、コロナ拡大中の大阪に出て新刊書購入と月曜男性デーを利用した表題の映画鑑賞にあてる。席は一人おき…

野崎充彦『「慵斎叢話」15世紀朝鮮奇譚の世界』

本日は自宅で雑用だったが、読みさしの電車読書の整理をしておく。全くのノー・チェックだったが、書店で衝動買いしていたもの。タイトルは15世紀朝鮮の科挙官僚が執筆した随筆で、僧侶・盲僧・宮廷周辺の性風俗・士大夫に区分して、その概要を紹介。実名ス…

非常勤の声第63号

当方も少しだけ関与している関西圏非常勤講師組合の機関誌最新号が発行されました。 http://www.hijokin.org/doc/koe63.pdf

金凡性『紫外線の社会史』

本日は姫路に休日出勤。酒好きのゲスト・スピーカーを招くので、夜は飲み会になるかと思っていたが、さすがに自粛モードで何もなく帰宅(外で飲んだのは一月末が最後)。そんなわけで衝動買いしていた読みさしの表題書を読了。紫外線が発見されてから、ビタ…

高橋典幸編『中世史講義 戦乱篇』

本日は公務出張。いろいろ計画を詰めたが、コロナ再燃で順調に運ぶかどうかは不透明。そんななかで昨日の電車読書の備忘。某氏からのいただきもの。ありがとうございます。保元・平治の乱から文禄・慶長の役まで14の戦乱を取り上げ、その概要と研究史上重要…

ドキュメンタリーすら事実を隠蔽するNHK

転居先は衛星放送がはいるため、正規の料金を支払い、レコーダーも取り付けた。とりわけBS世界のドキュメンタリーは寝酒の時間にちょうどよくはまっている。しかし昨日観たNKK制作のものは、明らかに意図的に事実を隠蔽していた。19:00衛星第一の故大林宣彦…

田野大輔『ファシズムの教室』

電車読書ではないのだが、遠隔授業準備のつかの間の合間に読了。著者がおこなってきた、「普通の人間が残虐な行動に走るのはなぜか」を題材とする受講者250人の「社会意識論」中で2回分をかけて実施している「ファシズムの体験授業」の実践報告。受講者に同…

檀上寛『陸海の交錯』

本日はルーティン姫路。相変わらずヘロヘロになりながら何とか終業時間を迎える。明石まで座れなかったこともあり、表題書をようやく読了。中国の歴史シリーズの四冊目で、これまでの中華・海・草原の交錯として明朝史を描いたもの。これまで不勉強で余り意…