wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪市関連博物館見学記

本日は午前中から組合の雑用。夜は飲み会が入っていたので、昨年当選した新市長により危機に陥っている大阪市の文化施設の展示(リバティは予算ゼロになるという)二件を、地下鉄エンジョイエコカード(私鉄にはないお得な乗車券だがこれも民営化されると廃…

元木泰雄『平清盛と後白河院』

今日は講義終了後に久しぶりに今度の報告のための史料を再確認するため北山へ。以前写真帳でみた記憶があったのだが、勘違いだったようで非常勤先にもあった刊本に載っていた。ともかく確認できたので、別の写真帳を見ようと思ったが、予め準備をしていなか…

徳川林政史研究所編『森林の江戸学』

ここ数年は山関連に関心があり、新刊書で見つけ一回目は見送ったが結局は購入。ところが読む前に天王寺の古書店で1000円引きで売られているのを発見してしまったという曰く付きのものhttp://www.tokyodoshuppan.com/book/b97267.html。前半は概説編で豊臣期…

奈良国立博物館「解脱上人貞慶」ほか

本日は3daysチケットの二日目を利用したためいつもの淡路廻りではなく、梅田廻りで京都へ。余裕で座れるつもりが辛うじて補助いすを確保できただけで、ついていないと思っったが淡路では超満員に。行楽客に遠足の高校生まで乗っていたため、梅田から乗った…

高橋慎一朗『武士の掟』

先週末もほとんど原稿は進まず。わずか一週間で壊れたノドの痛みによる発熱もあるが、それ以上に気力の問題。その上に原発再稼働をめぐる政府・電力会社などの無責任さが一層気分を暗くする。今度事故を起こしたら同情よりも笑いものになるというのがわから…

盛本昌広『草と木が語る日本の中世』

今日でようやく一週目の講義が終了(昨年と同じく木曜日が自宅での準備日)。地下鉄が遅れ回数券を買う暇がなかった(車掌は謝りもしない)・予想以上に受講者がいてあわてて印刷に走ることが二度など小トラブルはあったが何とか終える。それでも月・火の3…

池上俊一『パスタでたどるイタリア史』

昨日から講義も始まり、日常生活に戻る。春休みの不調が続いたままで、リズムもいまいちで途中退席する受講者もちらほら。受講者が少ないと採点は楽になるのだが、あまりにもまばらだとそれはそれでやりにくくなる。一回目の歴史学とは何かといった抽象論が…

南北朝内乱期における丹波荻野氏の動向

『東アジアにおける戦争と絵画』(甲南大学総合研究所叢書110、2012年3月)に掲載され、本日手元に到着。大学院時代に少しお世話した留学生が専任教員として活躍されており、研究費をいただいて論文を書かせてもらったもの。ちょうど某自治体史で調べたネタ…

神戸市立博物館「特別展平清盛」

投げ売りでチケットを購入していたこともあり、金曜日は山田荘見学の後は神戸市立博物館で行われていた表題の展覧会に寄るhttp://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/tokuten/2011_04kiyomori.html。まず会場で驚いたのが客の多さで、…