wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

山下祐介『限界集落の真実』

今回の東京旅行に持参した二冊の内(もう一冊は途中までしか読めなかった)。タイトルはややセンセーショナルだが、中身は非常に面白い。まず1988年に提起された限界集落論がマスコミを賑わせた状況がその背景とともに示され、現実には近世前半より続くムラ…

東京の夜

昼間の行動は昨日記したが、それ以外についてもまとめておく。21日は国立公文書館から徒歩で神田に向かい古書店をめぐる。かなり久しぶりの気がするが店舗数は半減した印象で、岩波書店もうら寂しいほど閑散とした状況で、出版文化の今後を暗示しているよう…

東京史料閲覧記録

火曜日から久しぶりに東京へ行き、史料の閲覧をしてきたのでその記録を残しておく。21日7:00新大阪発の新幹線で出発し、竹橋の国立公文書館(内閣文庫)に10:00前に到着。興福寺大乗院関係を中心に写真帳を閲覧。出納にやや時間がかかるのは欠点だが(頼んで…

確定申告

本年度は近所でできるのが昨日・今日のみだったので、早くに済ませる。昨年度と異なり原稿料がなかったため源泉徴収票をべたべた貼るだけで済んだが、完全な非常勤給与体系になったこともあり収入も三分の二に減っていた。私学共済の延長期間を終えて四月か…

金子拓『記憶の歴史学』

今日は久しぶりに電車に乗って、書店巡りをしてから2.11集会に参加。講師は桂敬一氏で東京から見た政界の寵児になった橋下現象とマスコミの現状分析。繰り返し報道されることでならされることの危険性に警鐘を鳴らすとともに、責任ある未来を示すことが…

東京大学史料編纂所

月曜日の採点は一次だけで寝かしたままで、2箇所で追試験(レポート)があり、某大学のでっち上げ書類(締め切りは4月半ばになってから)もほったらかしにしているが、ほぼ春休みモードに移行しつつある。今年はこの間に懸案になっていた東京への史料調査…

額安寺ほか

本日の試験で奈良は最後。雨も止んだのでレンタサイクルを借りて史跡巡り。電車で三駅分ということでなめてかかっていたのだが、30分以上かかってようやく到達したのが額安寺。現地を訪れて最大の収穫は恐ろしく低地に立地していることがわかったことで、現…

火曜日の試験

今日は一日中昨日の試験の第一回採点にあてる。成績順に並べてもう一度やり直すとはいえ、現時点で1/3以上が欠点。果たしてどう処理すべきか大問題。提出物などから昨年度よりレベルが低いことは実感していたのだが、何とかなると思ったのが甘かった。来…