wsfpq577’s blog

日本中世史専攻、大学非常勤講師などで生活の糧を得ていますが(求職中)、ここでの発言は諸機関とは全く無関係です

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

新PC購入

結局、昨日某量販店でキャノンのプリンター複合機を購入して重かったが持ち帰り、今日とりあえず場所だけ旧プリンターと置き換えてコピーとしてのみ使用可能に。本日はデルで10万ぎりぎりの本体のみを注文する。こちらは到着してセッティングしてみないと何…

後藤乾一『「沖縄核密約」を背負って 若泉敬の生涯』

先述の通り、通史関連の講義科目で近現代公文書管理論をテーマとし、その一例として核密約問題を題材とした。全体の骨子はかなり前に作成したものだが、新文献などにより増補・改訂を行ってきた。本年度はとりわけ政府による調査が行われたこともあって追加…

神戸市立博物館

非常勤先の飲み会に誘われて三宮へ。ちょうど招待券を頂いていたこともあって、開始以前に神戸市立博物館に寄り、「美術のなかの交易ー南蛮屏風から長崎唐館交易図巻までー」・「神戸で秀吉に出会う旅」を熟覧するhttp://www.city.kobe.lg.jp/culture/cultur…

こつなぎ

本日見た映画のタイトルhttp://blog.livedoor.jp/kotsunagi/。いわゆる入会権裁判として著名な小繋事件(といっても漢字として知っていただけで、読みについてはこの映画関連で初めて知った)について、60年代に撮影されたフィルム・写真などがお蔵入りに…

吉澤誠一郎『清朝と近代世界』

岩波新書で、シリーズ日本近現代史に続く企画として、シリーズ中国近現代史が立てられその第1冊目。日本近現代史は最後にケチがついたとはいえ、最初が出色の出来と言うこともありそこそこのレベルになっていたが、本書もそういう意味で今度のシリーズの試金…

新PCについて

前述のように、プリンターが崩壊し、DVDドライブも故障のため、新PCに買い換える必要がある。そこで昨日に電気屋に寄ってみたのだが、某領収書(10万円)の範囲内で購入できる手頃なディスク・トップが見当たらない。デルのHPでも、テレビ・チューナ…

有馬哲夫『CIAと戦後日本』

本日で前期(某大学は春学期と呼ぶが)の講義科目は終了。来週の試験ウィークを前につかの間の休息となる。そういうわけで電車内読書もしばらくはお休み。本書を購入した時点では念頭に現代公文書史料論があったのだが、すでに講義は終えてしまっており、後…

東島誠『自由にしてケシカラン人々の世紀』

才気溢れる文体と、明快な議論で、頭が固く視野の狭い日本史研究者にない能力を持っているとして各方面から評価されているのだろうと、註からみえる著者の著述活動から読み取ることができる。中世史研究者から見ると、わかりきったことをさも自らが発見した…

木簡学会編『木簡から古代がみえる』

火水で読了。木簡学会編ということもあり、普通なら集まらないだろう豪華執筆陣が、それぞれのテーマについて平易に叙述している。家の門前に木製のフーフダを取り付ける習慣が「明治初年まで遡る可能性がある」という沖縄史にとって意味のない区分や(政治…

書評 鍛代敏雄著『戦国期の石清水と本願寺』

『歴史評論』724、2010年8月号に掲載http://wwwsoc.nii.ac.jp/rekihyo/。本文中にも記したが、書評依頼を受けたのが2008年6月で、締切が年内となっていた。実際に取り組み始めたのは2009年になってからで、春休み中には仕上げるつもりだった。ところがいざ…

『びわこ水中考古学の世界』

以前、天王寺の古本屋で『毛吹草』とともに、値段につられて(といっても投げ売り価格ではない)購入して積んであったもので、金・月で読了。出版は今年1月で、昨年行われた一般向けのシンポジウムと市民講座を活字化したもの。琵琶湖の環境史・水位変動は研…

『日本中世魚介類消費の研究ー一五世紀山科家の日記からー』

かなり前に頂いておきながら、積んだままでほったらかしにしており、本日ようやく目を通すことができた。この数ヶ月じっくり勉強する暇がなかったことが、改めて実感させられる(当然この間に読んだ研究論文はいくつかあるが、当ブログでは備忘として必要を…

プリンター崩壊

来週の授業準備をひとまず終え、印刷したプリントに資料を貼ろうとしたところ、表題の誤りに気づく。そこで一度落としたパソコンを立ち上げて、印刷のやり直しをするが紙詰まりとなり、紙を引き抜いたのだが紙詰まりのサインが消えない。ホコリがあるのかと…

姜尚中・玄武岩『大日本・満州帝国の遺産』

昨日の電車でほぼ読み終え最後の節だけ残っていたが、少し大きめということもあり明日の電車は次の本に取りかかることにして、残りの分を明日の授業準備前に片付ける。不充分ながら先週に原稿は提出し、今度の土日は休みということで少しだけ余裕ができた。…

黒田俊雄編『村と戦争』

今年の授業はほとんどが以前の使い回しになっている。なかなか準備の余裕がなくせいぜい画像をスキャンするのと、レジュメを若干手直しするのみで終わってしまっている。ただし今年度から1回増えて15回になったので、その分の追加の必要がある。そういう事情…

デニス・フリン『グローバル化と銀』

16世紀の転換の世界史的、または日本史における転換は疑いないところで、それが銀の産出と国際流通にあったことは周知の事実になっている。そうは思ったが、アメリカ人研究者のものということで購入してしまい、山梨に行く途中で読了する。全体は解説と、「…

山梨往復

金曜日の日付が代わるころに、何とか原稿を仕上げてブラジルの逆転負けを確認して就寝。8時前の新幹線に乗り新横浜廻りで石和温泉へ、何人かの方に逢うがとりあえず一人で山梨県立博物館へ行き、「シンボル展 実在した山本菅助」他を見る。新出史料を既存史…

明日

山梨に行きますので、よろしくお願いします。とはいえこれから原稿の仕上げが残っています。そのうえ某飲み会があり飲み放題・選び放題だったため飲み過ぎてしまいました。何とか12:00までには地図だけでも仕上げたいところ。